喜多方ラーメンが好き

喜多方ラーメンとの出会いは25年ほど前。福島県の本場の喜多方ラーメンを食べてー、言いたいところですが、実際は新宿歌舞伎の中にある喜多方ラーメン坂内でした。

友人がチャーシューメンがうまい店があると聞いて同行したのだ。その道中で「このチャーシューメンを食べたらしばらくチャーシュー食べたくなくなるよ」と言われ、どんな意味だと思ったのを記憶している。

小じんまりとした店内で響く、チャーシューメン4つの声。その8分後ぐらいに目の前にあらわれたチャーシューメンは、今でも覚えている。

麺がチャーシューで見えないのだ。19歳の食べ盛りの青年にその器は神々しくさえ思え、夢中でチャーシューを食べた。

食べても食べても減らないチャーシューに、最初は嬉しく思ったが、段々ともういいかなと思い始めてきたのを覚えている。

チャーシュー自体はとてもやわらかく、はっきりとした醤油味が染み入った美味しいものだったが、さすがにあの量となると後半は若干あきてきた。

しかし、伸びのある麺、味の良いスープとともに時間はかかりながらも完食できた。

それから20数年が経ち、今では10歳になる息子を連れ、坂内に行ったりもする。

ウマイウマイとチャーシューを頬張る息子を見て、そうかそうか喜ぶ親父になった。jメール福井